2016年 09月 16日
明日、2016.9.17日は満月です。
2015年から続いた「柔軟宮の時間」の最後の山場が、この魚座の月食です。
今回の月食は未明の反影月食で、肉眼ではほとんどわからない現象となりますが、星占い的にはとても大切なポイントとなります。
というのも、満月は「積み重ねてきたものがあるピークに達して、姿を変える」ようなタイミングだからです。
去年の後半から今に至る時間の中で少しずつでも一つの方向性を持って積み重ねてきたことが、ここで意外な花を咲かせ、面白い実をつける、ということが十分考えられるのです。
その変化は一見意外かもしれませんが、「積み重ね」の果てにあるものとして深く納得できるものでもあるはずです。
人は成長するものとわかっていながら、成長した姿を目の当たりにすると感動させられるように、このタイミングでも「わかっていたけれども実際に起こってみるとどうしても湧き起る、驚きを伴う感動」をえる人が少なくないかもしれません。
柔軟宮の時間のプロセスは、既存のシステムの解体のプロセスでした。
解体が一つのピークを迎えた今、すでにその裏側で、ゼロから1を生み出す建設のプロセスが静かに始まりつつあります。
石井ゆかり占星術引用
by littlemoonlake
| 2016-09-16 21:15
| 月のこと